アウトプットぶろぐ

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論点思考

「ここに1つのケーキがある。AさんとBさんが満足するようにケーキを分かるにはどうすれば良いか?」

この問題は何か?

どうすれば半分に分けられるか?イチゴやクリームをどう分けたら良いか?ナイフを使ってどこで切り分ければちょうど半分になるか?

これらは解きやすい問題であるが、解くべき問題ではない。この解くべき問題が、論点である。

この問題の論点は、ケーキをどう分けるか、ではなく、AさんとBさんが満足するにはどうしたら良いか?である。

ならばAさんとBさんが必要な量や乗せてほしいフルーツなどを聞いた上で分ける、だったりAさんに好きなだけ取ってもらい、その残りをBさんに与えるといった分け方は簡単に決まる。

この論点(=イシュー)を正しく置いているかが重要。論点を誤って設定し、問題解決を進めると全く見当違いの答えを出してしまうことになる。Amazonで「問題解決」に関する本は千冊以上見つかるが、解決の前に解くべき問題の置き方がもっと大事になる。

 

学校では「この問題は解くべき問題ではない」と教えてくれることはない。ビジネスでは「どの問題を解くべきか」は自分で決める必要がある。

大論点=自分の仕事を通じて何を成し遂げたいのか?

仕事が早い人はなぜ仕事が早いのか?そらは、解くべき問題の設定の仕方が見事だからである。

 

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